遠隔転移を伴わない進行食道癌に対しては、術前化学療法+手術が標準治療となっています。術前化学療法の効果が向上し、かつ手術の安全性が年々高まっていることにより、術後再発率は低下していますが、いまだ十分ではありません。
術後再発率を正確に予測することは、その後の治療や検査予定の選択に非常に重要であると考えております。その実現を目的として、当院では、リキッドバイオプシーの1つである血中循環腫瘍DNA(Circulating tumor DNA, ctDNA)を用いた腫瘍モニタリングシステムの開発を進めて参りました。(Morimoto Y, Matsuda S, et al. Annals of Surgical Oncology. 2023;30:3747-3756.)
そしてこの度、本手法の薬事承認、保険適用を目指し、2024年3月より先進医療Aとして、前向き観察研究を開始いたしました。詳細につきましては、紹介受診、セカンドオピニオン、または慶應義塾大学病院HPお問い合わせフォームのいずれかを介してお問い合わせ頂ければ幸いです。
研究責任者 |
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研究事務局 |
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試料解析事務局 |
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慶應義塾大学医学部 外科学(一般・消化器) 助教 松田 諭
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