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Stomach cancer 胃がん

胃がんとは?

胃は”みぞおち”のあたりにある袋状の臓器です。口から摂取した食べ物は食道を通って胃に入り、十二指腸へと出ていきます。胃の入口を噴門、出口を幽門と言います。胃の主な働きは、食べ物をある時間その中にとどめ、細かくくだき、消化液と混ぜ合わせ、消化することです。

胃がんは、食べ物が通る胃の内側の壁を覆う粘膜の細胞から発生します。がんは進行すると次第に壁の深くまでおよんでいき、その深さによって早期胃がん(粘膜下層まで)と進行胃がん(筋層またはそれより深くまで)に分類されます。

国立がん研究センターの統計によると、日本の2019年度の胃がん死亡数は、男性では、肺がんに次いで第2位の28,043人でした。女性でも、大腸がん、肺がん、膵臓がんに次いで第4位の14,888人と報告され、胃がんは罹患数も多い身近ながんの一つです。

胃がんの症状

早い段階では自覚症状はほとんどなく、比較的進行しても自覚症状がないことがあります。代表的な症状には、みぞおちの痛みや不快感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがあります。胃がんからの出血で便の色が黒くなったり、貧血がきっかけで発見されることもあります。食事がつかえる、体重が減るなどの症状がある場合には進行胃がんの可能性もあります。このような症状があれば、検診を待たずに医療機関を受診しましょう。

胃がんの発生要因としては、ピロリ菌の感染、喫煙があります。その他には、食塩・高塩分食品の摂取が、がんが発生する危険性を高めることが報告されています。

受診をご希望の患者様へ

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当院の実績について

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